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校庭で猫を抱き上げた想い出 [学生時代]

ある温泉旅館で、私を見てネコが鳴き
昔の出来事をふと想い出した。



それは、学校の文化祭の時に起きた。


校庭で、青い目をした白黒猫が
私とある女の子の間にいた。

猫は私の方に歩み寄り
私を見上げ、さんざん鳴く。


仕方ないので抱き上げ、頭を撫でた。

猫は満足し、おとなしくしている様子。


その女の子は、私の方をじっとみ見ていた。
私は、猫をもといた場所に戻した。


飼い主を知らない猫を抱き上げたのは、この時が最初だった。


猫は女の子の想いを知っていて
私に伝え
数十年が経過した。


その女の子は覚えているだろうか。



The Anita Kerr Singers - The World We Knew (Over And Over)
https://www.youtube.com/watch?v=Oz_hlInpeWA&list=RD8CsjcQ5WTlU&index=4

タグ:文化祭
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受験勉強の想い出 英作文編 [学生時代]

今でも受験勉強を思考訓練の場だと思っている。


相当マニアックに勉強した科目があった。英作文はその中の一つ。英語は社会人となった後を含め、40歳くらいまで勉強した。添削の名門、Z会の東大合格者が絶賛する英作文の名著と言われていた参考書「和文英訳の修業」は手元に置いていた。この参考書は、作文センスを磨かない限り、得点力アップには繋がらないという発想に基づき書かれていた。最初は、この参考書をひたすら読み、パターン認識しつつ暗記することを心がけたが、例文をパターン化して捉え、古風な英語をベースとする文法的こだわりに、飽きてしまった。


英作文は、言語が本来的にそうであるように、暗記で済むものではないはずであり、作文センスを磨く必要性があると考えるに至った。(後年、日本語が世界の言語の中で、最も難解かつ特異的な言語であることを知った。)


そこで、小説の英訳書を探しに書店に行った。行った店は、3条8丁目にあった旭川富貴堂。1回の店舗の真ん中か通路脇だったと思う。5段くらいの、円筒型の各段回転式の書架に日本の有名小説の英文のペーパーバックが、置かれていた。値段は多分680円くらい。(一ドル360円換算)その中から、三島由紀夫の金閣寺と川端康成の雪国を購入、日本語の小説とにらめっこしつつ参考書として活用することにした。


勉強法は、日本語の箇所をまず一頁程度読み、イメージを掴みつつ、英文の頁を一頁分追う感じ。面白い英文表現があれば、その箇所を繰り返し読む。それなりの集中力を維持しないと続かない。


受験テクニックに沿う細かな英訳にこだわらず、作文としての流れを追うことで、苦手意識払拭を目指した。受験テクニック的には、有名参考書でパターン認識することが優等生的取り組みであることは理解していた。が、それでは、将来必要となる場面で語学センスが身につくことはない。


小説の英訳はどうだったかというと、簡単な中学レベルの英単語の組み合わせで、川端や三島の小説を表現した、ドナルド・キーンなど、日本文化を知る外国人の翻訳は見事だった。小説雪国においては、有名な情景描写の箇所についての、英文での的確な表現に私は魅了され、英語ではこう表現するのだと感心、繰り返し読んだ。今でもこれら二冊の英訳書を英作文の参考書だと思っている。


金閣寺.jpg

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彼女のお母さんのこと [学生時代]

彼女に一目会うため
一大決心をして、彼女の家に行った。


バスを降り、家の前まで歩き
表札を見つけインターホンを鳴らすと
彼女のお母さんが出てきた。


エプロン姿だった。


名前を告げると、茶の間に案内された。

話ながら、掃除機で部屋掃除していた。


ただ、どうみても掃除する必要がない
きれいな部屋だった。


彼女のお母さんは年より十歳若く見えた。
タイプ的には、仁科明子風。
すっきりとした美人、テレビドラマに出てくるようなタイプ。
表情的に明るく、さわやかで、如才なく
話題が次々に出てきて
思っていることをすべて白状させられた。


私の事は娘から聞いてすべて知っているみたいな感じだった。




The Association - Everything That Touches You
ttps://www.youtube.com/watch?v=T4I3p7aKzbc

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紀伊国屋書店に本を買いに出かけた想い出 [学生時代]

中学時代好きだった女の子が居た。高校入学後は離れ離れになった。彼女が札幌の高校に進学したこと以外、彼女のことは何も知らなかった。


私は精神的に不調状態にあった。自分から彼女を探そうという気にもならなかった。彼女の友達が見るに見かね、彼女に連絡したのか、一通の手紙が私に届いた。手紙には、引き続き私からの手紙が欲しいと書いてあった。
しかし、それを素直に喜んでいていいのかどうかわからず、翌年の6月、彼女に会うべく口実を一つ見つけた。


それは、札幌の大通、有楽ビルに開店した紀伊国屋書店に数学の本を買いにいくことだった。その本は、同級生が、勉強の合間に思考訓練用としている、大学教養レベルの本だった。

乗り物はバスを選んだ。本屋が大通りにある関係で列車で降りてから歩くのが面倒だったこと、1条7丁目のバスターミナルから乗れる便利さもあった。


中央バスターミナル2016.jpg


国道12号線経由片道4時間近くかかったように思う。

終点で下車し、周りが見たこともない風景だらけで、一瞬、方向がわからなくなり焦った。ちょうど正午前後だった関係で、気持ちを取り直し紀伊国屋書店があるビルを見つけ、探していた本を買うことができた。
ビルの下の喫茶店みたいなところで昼食をとり、あたりの公園を散策した後、家路についた。


彼女とは連絡はつかず、彼女の本心はわからないままだった。彼女は自分で自分の心に鍵をかけているようだった。


この一件がきっかけとなり、近い将来、困ったことが起きることを予感したのだった。

タグ:バス 書店
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3月10日は人生の分岐点の日となった [学生時代]

今日は3月10日。卒業式の日だった。


私は、この日のことを人生最大の分岐点だったと思っている。


登校直後、教室に入った後、教室を覗き込んだ幼馴染を見かけた。表情は明るかった。その後、目が合う都度涙顔になり、最後に私の前に立った幼馴染は目に一杯涙をためていた。赤い靴を履いていた。


私は、しばらく距離を置くつもりで、さようならと三度つぶやき、その場を去った。


脳裏には二人の女性がいた。
サラリーマンの娘さん、良家の娘さんがいた。どちらも美貌。どちらも私よりも生真面目。どちらか一人を選べと言われれば、普通は良家の人の方を選ぶ。
しかし、私は、簡単にそんなことはしたくない。自分の流儀ではない。
好きだったサラリーマンの娘さんとは、とにかくうまく行かず、別れを催促する手紙が来たので、催促どおり別れの返事を出した。乗りかえる手続きと条件は整っていても、気持ちの整理がついてこなかった。


そんなに簡単に恋心は電気スイッチのように変更がきかないのだ。


あの人が幼馴染であることもあり、想像以上に真剣であることを知り、悩んだ。
他の女の子なら気にならないことでも、幼馴染と付き合うこと、手を繋ぐだけでもとにかく勇気がいる。


幼馴染とは、互いに幼馴染だったことを知っていて付き合いたいと思っていた。
しかし、幼馴染の方はストレートで情熱的。そして、最初の出会いを知らない。


私は、最適解が見いだせず、卒業式の日に、二人の女性からしばらく遠ざかろうと決断したことが、その後の人生に大きな影響を与える結果となった。
少なくとも、卒業式の日に、たった一度一緒に遊んだ幼馴染であると告げておけば良かった、そうすれば幼馴染を悲しませることにはならなかった。
あの日、あの最後の瞬間に一言も発しなかったことが、自分だけでなく、幼馴染をを不幸にしてしまったことを、後悔している。


ただ、幼馴染は、幼馴染だと知って結婚しようと考えただろうか。
わからない。
それゆえ、あの時はあの時でとても言いにくいことだったのである。



寺井尚子(Naoko Terai)  Ave Maria /Caccini ( Vavilov )
ttps://www.youtube.com/watch?v=FCcZS3qrrGw&start_radio=1&list=RDFCcZS3qrrGw&t=31

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