So-net無料ブログ作成

主な鉄道史の本 [ふるさと]

郷土史と鉄道史、一見無関係なものに見える。
が、過疎化し、人口が少ない町村の場合、鉄道写真が唯一の郷土史を語る文献資料となっている。



発売中の本

・北海道の鉄道旅 2019
・北海道の列車
・図説日本の鉄道 北海道ライン 全3巻
・日本鉄道旅行地図帳 北海道
・北海道の大地から消えた鉄道風景


絶版の本

・鉄道で旅する北海道
・列車で旅する北海道
・北海道の鉄道廃線跡
・廃線跡の旅
・写真で見る北海道の鉄道 上・下巻
・国鉄北海道ローカル線写真集
・鉄道の旅 北海道
・北海道鉄道百景


絶版(雑誌もの)

・鉄道で旅する北海道
・鉄道ジャーナル 別冊No.5 北海道の鉄道
・週刊 鉄道の旅
・週刊 鉄道絶景の旅
・週刊 歴史でめぐる 鉄道全路線


この中で、「写真で見る北海道の鉄道」(上・下)は資料的に整っている。


写真で見る北海道の鉄道.jpg



「北海道の列車」は掲載された写真数に圧倒される。

北海道の鉄道.jpg



郷土史の古書と同様、鉄道史の本も年々高騰傾向にある。
欲しい人は、今のうちに買い揃えておくべきだろう。

nice!(2)  コメント(0) 

クラシック喫茶の想い出 [青春期]

かつて旭川にも
クラシック音楽が聴ける名曲喫茶があった


場所は4条通りバス停前、天金西側だったと思う
大学4年の夏
待ち合わせ目的で行ったことがある


喫茶店の名は、あのヨーロッパの有名都市と同じ
各地に同名の店ががある
当時のいわゆる名店


外壁はレンガ、白地の目地が印象的な建物
ドアの建具、窓枠は木製
中はそんなに広くはないが
20人くらいは座れたように思う
椅子は水色か黄色のビニールの張地のソファー


その店にて
再会したい人がいた


私は待った


1時間待った


その人は来なかった


店ではバイオリンソナタが流れていた
ウインナコーヒーは物凄く美味しかった


もう1時間待とうか
考えた


が、迷惑がかかるようなことはすべきではない
縁がなかったと
すべて忘れることにし
店を出た


そして、いつしか
その喫茶店が閉店
駐車場となり
数十年が経った




喫茶店跡地.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

立原道造詩集 「溢れひたす闇に」 [詩]

立原道造の詩集の中から、見落としていた名詩を見つけた。







立原道造「暁と夕の詩」 Ⅶ 溢れひたす闇に 


美しいものになら ほほゑむがよい

涙よ いつまでも かわかずにあれ

陽は 大きな景色のあちらに沈みゆき

あのものがなしい 月が燃え立つた

 
つめたい!光にかがやかされて

さまよひ歩くかよわい生き者たちよ

己(おれ)は どこに住むのだらう――答へておくれ

夜に それとも昼に またうすらあかりに?

 
己は 嘗(かつ)てだれであつたのだらう?

(誰でもなく 誰でもいい 誰か――)

己は 恋する人の影を失つたきりだ


ふみくだかれてもあれ 己のやさしかつた望み

己はただ眠るであらう 眠りのなかに

遺された一つの憧憬に溶けいるために

 
(岩波文庫「立原道造詩集」より。)





最初の4行の旧仮名遣い表現が素晴らしい。

同じサイトにて、現代表記も読めるが、私は旧仮名遣いの方が、詩らしいのではないかと思う。

この詩にマッチしそうな動画を探してみた。


nice!(1)  コメント(0) 

3月10日は人生の分岐点の日となった [学生時代]

今日は3月10日。卒業式の日だった。


私は、この日のことを人生最大の分岐点だったと思っている。


登校直後、教室に入った後、教室を覗き込んだ幼馴染を見かけた。表情は明るかった。その後、目が合う都度涙顔になり、最後に私の前に立った幼馴染は目に一杯涙をためていた。赤い靴を履いていた。


私は、しばらく距離を置くつもりで、さようならと三度つぶやき、その場を去った。


脳裏には二人の女性がいた。
サラリーマンの娘さん、良家の娘さんがいた。どちらも美貌。どちらも私よりも生真面目。どちらか一人を選べと言われれば、普通は良家の人の方を選ぶ。
しかし、私は、簡単にそんなことはしたくない。自分の流儀ではない。
好きだったサラリーマンの娘さんとは、とにかくうまく行かず、別れを催促する手紙が来たので、催促どおり別れの返事を出した。乗りかえる手続きと条件は整っていても、気持ちの整理がついてこなかった。


そんなに簡単に恋心は電気スイッチのように変更がきかないのだ。


あの人が幼馴染であることもあり、想像以上に真剣であることを知り、悩んだ。
他の女の子なら気にならないことでも、幼馴染と付き合うこと、手を繋ぐだけでもとにかく勇気がいる。


幼馴染とは、互いに幼馴染だったことを知っていて付き合いたいと思っていた。
しかし、幼馴染の方はストレートで情熱的。そして、最初の出会いを知らない。


私は、最適解が見いだせず、卒業式の日に、二人の女性からしばらく遠ざかろうと決断したことが、その後の人生に大きな影響を与える結果となった。
少なくとも、卒業式の日に、たった一度一緒に遊んだ幼馴染であると告げておけば良かった、そうすれば幼馴染を悲しませることにはならなかった。
あの日、あの最後の瞬間に一言も発しなかったことが、自分だけでなく、幼馴染をを不幸にしてしまったことを、後悔している。


ただ、幼馴染は、幼馴染だと知って結婚しようと考えただろうか。
わからない。
それゆえ、あの時はあの時でとても言いにくいことだったのである。



寺井尚子(Naoko Terai)  Ave Maria /Caccini ( Vavilov )
ttps://www.youtube.com/watch?v=FCcZS3qrrGw&start_radio=1&list=RDFCcZS3qrrGw&t=31

nice!(0)  コメント(0) 

コーヒーショップ「ちろる」の想い出 [ふるさと]

良い喫茶店が次々と閉店していく中で、喫茶「ちろる」は今も残っている。
以前は別の場所にあった。当時は、三浦綾子の小説「氷点」というテレビドラマのシーンに取り上げられ、子供の頃テレビで何度か見かけた、伝説のコーヒーショップ。その後、信金南側の今の場所に移転。


喫茶ちろる外観.jpg


従って、私は、移転後以降の客になる。

先日、用事のついでに、十数年ぶりに「ちろる」に行き、コーヒーを注文した。
意外にも、味の好みを聞かれた。唐突なことで、うまく説明できなかったが、味の微調整が効くようで、私の好みに合ったものが出てきた。



もともと、私はコーヒーが苦手だった。本場のウインナコーヒーを除いて。
高校、大学と、コーヒーよりも紅茶を選んで飲んでいた。
そんな私でも、十数年ぶりで飲んだ、「ちろる」のコーヒーはうまかった。コーヒー本来の味がこういうものなのかという感じ。同時に、前回に飲んだ時の味を想い出した。



その「ちろる」、先代の店主は物書きを趣味としている方で、モダンで心安らぐ店づくりを得意とした。何度か通った際、詩を書いたこともあったほどだ。内装やインテリアはなかなかものだった。経営者が入れ替わるということで、どうなるか心配したが、店の外装、暗めの室内、レンガタイルの壁、ハイバックのソファー、デザイン的に名作モデルのチエア、コーヒーの味は、以前のまま引き継がれている。ソファーの座り心地は先代の方が良かった。今は無駄なものは気がつかないか、置かれない様配慮がなされ、禅や水墨画のイメージに近い。質素なしつらえになっている。メニューは、先代は飲み物中心だったが、今は、ケーキ以外の食べ物が増えた。


喫茶ちろる店内.jpg


行った日は、40歳前後の客が多かった。経営者が世代交代したので客も世代交代したことになる。たまたまかもしれないが、コーナーの一人がけの席にて、医師国家試験対策の勉強をされていた方を見かけた。


以前は音楽なしかジャズピアノかドビッシーかサテイのピアノ曲が似合う店だったが、今はバッハの曲が流れる正統派コーヒーショップとなったようだ。

また用事か、待ち合わせの機会があったら立ち寄ってみたい。そんな雰囲気の店である。

nice!(1)  コメント(0)