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雰囲気が物凄く良かった女の子の想い出 [学生時代]

転校してきたばかりの、女の子が近所に住んでいた。苗字は覚えているが名は知らない。
帰りのバスが一緒になり、向かい合わせで座って、同じ停留所で降りた。下車後、彼女はいつも小走りに自宅に向かった。


雰囲気が柔らかく、表情豊かな人だという印象だった。イメージ的には松田聖子のデビュー当時の雰囲気をナチュラルにした感じ。そう美人ではなく、そうセクシーでもなく、あまり知的そうでもない。が、それでいて雰囲気が柔らかく、話しかけやすかった女の子に見えた。滅多に出会えるものではないと思った。

ある時、同級生から交際をすすめられた。
冗談だと思って聞き流していると、同級生は、女の子の家庭のこと、お父さんの趣味のことなど、いろいろ話し出した。家中、鉄道模型で溢れているのだそうだ。私は吹き出してしまった。彼女が世間ずれしていない雰囲気なのは、お父さんの人柄によることは明らかだった。


しかし、どんなに薦められようと、私はまったく気乗りがしなかった。当時はぶりっ子ブームでどんな人なのか、わからなかったためだった。

好きな女の子が別にいて、成績が伸び悩んでいたこともあり、ゆとりはなかった。時々電話をかけてくる女の子と彼女が同じ高校だったこともあり、その女の子のことを無視したくもなかった。


それでも、こうして振り返ってみて、一言も話はしなかったが、良さそうな雰囲気の人だった。
彼女なら、いつか、ふさわしい人との出会いがあり、宝物のように大切にされ、きっと幸せな家庭を築いている。


たぶんそう思うのだ。



サティ: ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)
https://www.youtube.com/watch?v=Q6uKG-Eu-1Y

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「北斗星」の想い出 [壮年期]

星座の北斗七星のことではない。


上野発札幌行の豪華寝台特急「北斗星」のことである。


一度だけ乗車したことがある。


上野で駅弁を買い、発車後、食べた。大宮までは明るかったが、それ以降は景色は一変。
函館あたりで日の出を迎え、長万部でカニ飯を買い、食べ終わった頃に札幌に着いた感じである。
展望車からの眺めは素晴らしかった。


北斗星の最後の運行は2015年3月13日。運行をやめてから3年が経過した。

概要はここで読める。



気に入っている画像のみ貼り付けておく。
いずれもこのDVD雑誌からの転載である。


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このDVD雑誌、お買い得な値段と思う。乗車記念と家族旅行の想い出の保存のつもりで購入させていただいた。

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取り壊された建物 想い出の人たち [幼少期]

取り壊される建物には、例外なく、想い出の人々とその人生が存在している。


旭川で取り壊された建物で、有名になった最初の建物は、旭町の旧藤井病院(旧宣教師館)と思う。



当時の道新記事が残っている。

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北海タイムスは解体工事を記事にした。

藤井病院2.jpg


時代は変わり、旭川の中心部は解体、更地化が近年相次いでいる。



隣の家の解体工事の場合、誰も立ち会い者が居なかった。私はかつての隣人に変わり、解体業者に隣に住んでいた者であると、挨拶した。
古き物、由緒ある物、歴史と伝統ある物について無関心な人だらけの時代に入ったと思ったからである。



先日、ある商家の解体工事にて、解体工事の進捗を見つめる老人の悲しげな後ろ姿、スマホで写真撮影している人たちを目撃した。おそらく、創業時からの一族の方々なのであろう。

郷土の歴史が先祖とその一族の奮闘の所産であることを知るならば、由緒ある建物の取り壊しに鈍感、無関心であっていいはずはない。




旧藤井病院について覚えていることをメモしておきたい。おそらく三歳くらいから数年間、母は旧藤井病院に治療のために私をおんぶし通院した。廊下は薄暗く、ひんやりとしていた。診察室の人影はまばら。待合室に共産党のポスターが貼ってあった。先生は診察の都度私を見るなり、「まっすぐに前を見るように」言った。診察が終わると、母と先生は10分くらい世間話し、母は先生の話を聞き安心したようだ。話題は子育てに係わるものが多かった。先生は、母の前で私のことをいつも褒めた。私にとって藤井先生は慈父のような存在だった。母は先生から褒めて育てる術を学んだように思う。
そういうやりとりを経て、私は藤井先生に名前を覚えられ、かつ、褒められた患者の一人であることを意識して育った。


三角屋根の藤井病院の建物については、なんとなくそういう形の建物があったことを覚えている。診察時とはうって変わりにこやかな表情で褒めてくれた、藤井先生への恩返しもあり、かすかな記憶を辿り、忘れまいとしてこの原稿を残すことにした。


冒頭の新聞記事は、「緑の西洋館」(川島洋一編)からの引用である。この本のまえがきを書かれている藤井征子さんは、藤井先生のご子息の奥さまだそうだ。

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東京タワー水族館の想い出 [壮年期]

東京に住んでいた方なら、東京タワー見物がてら一度は水族館にも立ち寄られたことと思う。
その東京タワー水族館が今月末で閉館になるそうだ。

 
【悲報】東京タワー水族館、閉館。
http://alfalfalfa.com/articles/231916.html



この水族館の良いところは、一等地にしては雰囲気が庶民的であったこと、退館した際に癒された気になったことだ。わくわくして水槽に見入る子供が多かったことを昨日の事のように覚えている。



当時はあまり熱帯魚に関心はなかったが、何度か通ううちに熱帯魚マニアになれそうな気がした。


東京タワー水族館
http://www.suizokukan.net/index.html




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この水族館は賃料未払いのために閉館に追い込まれたが、その一方で熱帯魚に関心がない人たちに熱帯魚に関心を持たせ、熱帯魚を飼う際の水槽内の植物のレイアウト、維持管理を含めいろいろなアイデアを提供してくれさながら熱帯魚飼育のためのショールームみたいな施設であったこと、水槽を見入る子供たちの表情が生き生きしていたことなど、こんな楽しい水族館があったことを忘れてはならないと思う。

タグ:熱帯魚
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真面目過ぎる恋の結末 [想い出の曲]

真面目過ぎる恋の結末について述べたい。
私の場合は、好きな人と出会い、目出度く結婚できてもうまくいかないのではないかと、ある教訓から学んでしまったことだ。

私は、恋愛の専門家でも恋愛好きな男でもない。


ただ、一生のある時期に集中して恋愛沙汰が相次いだ。相手の女性は数人。普通では考えられないくらい集中した状況だった。相手は全員美女、良縁レベル。その女性から振られた男に恨まれるケースもあった。が、そでにしたつもりはない。うまくいかなかっただけだった。


うまく行かないことが相次ぎ、暫く恋愛沙汰から距離を置き、自分を見つめ直すことを選んだ。

どうやってもうまくいかなかった理由、一言で言うと、双方とも真面目過ぎたことだ。


真面目過ぎる恋愛は、真面目過ぎるがゆえに、相手の不実・不誠実を責めるケースか、そうでない場合は一方が犠牲となってすべてを献身的に受け入れるケースに発展しやすい。


夢中になった女の子の場合は、私のことが好きな分、たぶん、私のちょっとした不実が許せず、余計不可解な行動に出たような気がする。ずっと前から彼女の気持ちを私は人づてに聞いて知っており、結婚する相手にふさわしいと決めていたのにもかかわらず、何度もイライラさせられ、それがストレスの原因となった。時期的に微妙なタイミングでの別れを催促する手紙を読み、それが本心ではないことに気づいてはいたものの、この人とは一生を共にすることはできず、想い出も将来の夢も消し去るしかないと、決断するに至った。

一方で、私に対する告白を何度も敢行しようとした女性もいた。その女性について、ずっと好意は抱いていたものの、想像以上に真摯な想いであることに圧倒された。


同じ理由で、その女性ともうまくいかないだろうと予想。その女性は、私との相性では、その女性の自己犠牲でしか関係を維持できないような気がした。誰よりも好きな女性をそういう目に遭わせたくはなかった。

また、その女性について、生涯好きでいたかった特別な理由が存在し、その女性からも一時的に去る決断をした。


別れた直後、涙顔のその女性に対し申し訳ないことをしたことと何度も思ったのだった。


Roberta Flack - Early Ev'ry Midnite
ttps://www.youtube.com/watch?v=uqAUko-Iheg

タグ:真剣 真摯
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