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40年ぶりの [Smile] [想い出の曲]

40年ぶりの[Smile]に出会った。

といっても、「Smile」というタイトルのCDを買ったのであるが。

Laura Nyro.jpg

悩める時代、と言ってもずっと悩む時代だった。

その時代、私はこのシンガーの声を聴くと

いてもたってもいられない
自分の衝動が鎮まる
そんな状況だった

もちろん
彼女は私のことなど知らない
が、同じ部屋にいて
傍でピアノを弾き唄っている
そんな存在だった

40年ぶりに聴いてみて
改めて
アコーステイックなジャズテイスト雰囲気に溢れる
名作だったことを知った


他にはいなかった

彼女でなければ

破裂しそうな
心の叫びが
鎮まることはなかった

彼女でなければ

すでに、彼女は、この世の人ではない


今改めて
CDを聴きつつ
ジャケットにある40年前の
彼女のSmile
彼女が伝えようとした
意味に気づかされるのである。


真夜中あるいは広い自然の中で  一人で聴きたくなる曲 [想い出の曲]

Liberaという少年合唱のライブ演奏をYOUTUBEで聴いてみた。

Stay with me - Libera
https://www.youtube.com/watch?v=X-2-6cb9j-I

CDの音よりも残響が強い。

本当に、唄っている。

本当に拍手が鳴っている。
こういう曲を創る人がいて本当に唄う人がいる。

この曲が気に入っておられる方には、こちらもおすすめしたい。

LIBERA - Libera
ttps://www.youtube.com/watch?v=rAk-V4iJYAs


タグ:合唱曲

荒井由美  「旅立つ秋」の想い出 [想い出の曲]

荒井由美のアルバム「Misslim」の最後に、目立たぬように収録されている曲がある。

Misslim.jpg

なぜか、YOUTUBEにはアップロードされない。
法律を厳格に運用し、著作権使用料徴収にこだわるあまり、音楽の世界を目茶目茶にしている最たるケースかもしれない。

この曲は、知られてはいないが聞き継がれる点において、また、ミュージシャンにカバーされる点において、傑作である。

この曲が発表されて数十年経つ。が、今も、古さを感じさせない。色褪せないのだ。
荒井由美が新曲ですと発表しても違和感が起きない。

同時代、海外の女性が唄う失恋の歌があった。

Carole King - So Far Away
ttps://www.youtube.com/watch?v=ZkqEFVNNz3I

この曲を聞かれた記憶ある方は多いだろう。
曲としてはまとまっている。
が、荒井由美ほどの感動はない。

作品としてはいい。
ビジネス的に、多くの曲を書き過ぎたのだ。

ではこの曲はどうか?
ニューヨークの孤独を唄うシンガーソングライターとして知られた人である。

Laura Nyro - He's A Runner
ttps://www.youtube.com/watch?v=pFnSnPPOW_4

彼女は、一時期、私にとって精神的恋人みたいな存在だった。

彼女がライブで唄う声は、さらに悲痛である。

Laura Nyro - He´s a Runner (live at Fillmore East 1970)
https://www.youtube.com/watch?v=s1PnjCioP7E

元歌を自身がさらにデフォルメしてライブで唄う、その声を聞くと、何も言わず、抱きしめてしまいたくなる衝動に駆られる。

「旅立つ秋」は、多くは語らない。
もともとこの曲は、先行して発売されたアルバムに入っていなかった。ラジオの深夜番組の最終回のためにつくられたそうだ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/MISSLIM
旅立つ秋 TBSラジオ『林美雄のパックインミュージック』が最終回を迎えるに当たって作られた曲。2番の歌詞がそのラジオ番組の終了を暗示させるような内容になっている。


夜明け前に見る夢 本当になるという

………………

秋は、木立を抜けて今夜遠く旅立つー


荒井由美が、この曲について、目立つ扱いをしてこなかった

この曲をこの時代に生きた人たちが聴いていたであろう、深夜放送番組向けに提供したことで
私は、この曲に、荒井由美の青春の真実を見るのである。


ベートーヴェン 実らぬ恋 [想い出の曲]

ベートーヴェンは恐ろしく(異性に対し)情熱的な人だったようだ。
ピアノ曲のメロデイがそうではないか、という解説を、仲道郁代(ピアニスト)の本で読んだ。

その情熱さゆえ、受けた傷は深い。


ベートーヴェンが愛した女性達と手紙
http://www.freude.or.jp/?page_id=888

不滅の恋/ベートーヴェン
http://kimageru-cinema.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-685d.html

ベートーヴェンをめぐる女性たち
http://www.h2.dion.ne.jp/~kikukohp/campanella.12.html

ベートーヴェンはその名声ゆえ、そのプライドゆえに中途半端な恋など、できなかったのであろう。

そして、その音楽性ゆえに。


ベートーヴェンと比較するに値しないかもしれないが、私の結婚観について述べさせていただく。


結婚とは、家庭とは
平凡な生活の積み重ねである。
平凡ではあるが心静かな生活、という当たり前のことに気づいたのは、二十歳過ぎだった。

自分よりもほんの少し不真面目で
自分よりもほんの少し情熱的でない
人が
自分に合っていると考え
そういう人を探すことで
なんとか結婚できそうな
気になったし
実際そうなったような気がするのである。


江口日曜堂の想い出 [想い出の曲]

江口日曜堂は知る人ぞ知る、画材の専門店。

江口日曜堂.jpg

「旭川 昭和ノスタルジー」
旭川最古の文房具店という店先の表示は伊達ではない。
現在の店主は二代目。
「旭川 昭和ノスタルジー」という本に出てくる店主は、年老いてしまったが、かつては眼光鋭く、自説にこだわる頑固ジジイのイメージそのものだった。
この店主、実は多種多芸で知られている。エベレスト登山に行ったと思えば、絵を描き、エッセイなども書く人である。私は店先でそのウンチクを聞かされたので覚えている。
また、油彩、水彩ともプロの画家が使うレベルの絵の具を置いている店だった。

実は、店主が言うことで覚えていることがある。
絵を描くのに、道具の使い方に「決まり」などない、と言い切ることである。自分は技法的に下手だとか上手だとか、そういうことも表現したいことと無縁であると、この店主は毅然と言い切るのである。

そういう店主の迫力に圧倒されつつ、画材を購入した人は多いと思う。
私は、ある画材をここで購入したが、まだ使ったことがない。

ただ、気になっていることがある。芸術学部があった、東海大学旭川校が数年前に閉校、江口日曜堂が納入業者だった関係で、当店が二代目限りで閉店とならないか、志の高い店が消えてしまっていいのか、気がかりである。