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「ひこうき雲」の想い出  どこまでも遠いところへ………… [学生時代]

ユーミンこと荒井由美の曲を初めて聴いたのは、デパートの特設会場。

当時、人気だったヤマハの最新機種のステレオで荒井由美の「ひこうき雲」のアルバムを聞いた。

荒井由美.jpg


日本にもこんなしゃれた、ボサノバ風のアレンジの曲をするミュージシャンがいたことを知り、衝撃を受けた。

そのうちの一曲、「雨の街を」はその時代、繰り返し聞いた曲である。

このアルバムの曲で、次に気になる曲は、「曇り空」。
「雨の街を」と同様、東京の春の移ろいやすい天気をテーマとした、女性の心理状態を重ねた曲である。ネガテイブでありつつもアグレッシブなアレンジが面白い。好きな曲ではないのだが、脳裏から離れない。


このアルバムには、他に有名曲はある。が、私には、「雨の街を」以外の曲を説明する気になれない。

あの曲にあるように、
ミルク色の空の下、小雨が降る中、傘をさし大学通りを進み、合否発表を見に行った自分の姿を
そして、その日を待ちかねたように、現れた、その人の姿を

私は忘れない

その人と一緒なら、どこまでも遠いところへ歩いて行けそうな気がした

自分と

長く辛かった時代がその日に終焉したことを

昨日のことのように想い出すのである。


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増毛 海水浴の想い出 [学生時代]

留萌増毛間の鉄道が廃線となったそうだ。

増毛町の海水浴場には、小学校3年くらいの時は遠足の貸し切りバスで、小学校4年の時は家族で汽車で、中学校一年の時は学校の遠足で貸し切りバスで、少なくとも三度行ったことがある。

今回廃線となったことを知り、汽車から浜沿いの景色、海水浴場が見えたこと、遠い夏の日のことを想い出す。

三度目に増毛に行った日は、初恋の女の子が転校挨拶した次の日。私は気もそぞろ、泳いではしゃぐ気にはとてもなれなかった。

が、同じクラスの女の子たちは、私が内心相当がっかりしていることに気づいていた。

ここぞとばかり水着姿をクラスメートに披露する視線だった。そっけなく普通にしていればいいものをせず、注目して欲しい男の方を(こんなんですけどみたいな感じで)マジマジと見つめる姿、当時流行り始めたビキニの水着姿の女の子の照れくさそうなそれでいて注目されたい表情がとても面白かった。

そういう年頃だったのであろう。
それとも私の思い過ごしであろうか?

青臭い想い出ではある。

その増毛町の海水浴場は、水質はいま一つであるが、遠浅で波が静かだった。太平洋側はそうはいかない。

昨年夏、増毛町を通過した際に撮った写真がある。

増毛.jpg

鉄道は廃止となったが、街中の旧市街の一角に、かつての小樽のような雰囲気は残っている。

増毛町は、緯度にしては温暖で、魚介類だけでなく、イチゴ、さくらんぼ、ぶどう、プルーン、洋梨、りんごなどの、「知られざる果物産地」でもあり、鉄道がなくなっても町おこしのやり方次第では、そんなに廃れないだろうし、外国人が大挙して押し寄せる観光地でもないので、個人旅行客は減らないと私はみる。

豊かな増毛町の味覚
http://mashike.jp/tourism/66-2/%E8%B1%8A%E3%81%8B%E3%81%AA%E5%A2%97%E6%AF%9B%E7%94%BA%E3%81%AE%E5%91%B3%E8%A6%9A/

観光スタッフ日誌
http://mashikejp.sblo.jp/

http://www.sankei.com/life/news/161204/lif1612040050-n1.html

増毛発「最終列車」、20分遅れて満員で出発…「蛍の光」で見送り JR留萌線

 JR留萌線留萌-増毛(16.7キロ)は4日、最終列車の運行を終え、95年の歴史に幕を下ろした。

 JR北海道によると、最終列車は満員の約300人の乗客を乗せ、定刻より約20分遅れて午後8時10分に増毛駅を出発。駅では約600人が見送った。地元のブラスバンドが「蛍の光」を演奏、住民らがペンライトを振って別れを惜しんだ。

 増毛町駅前通り商店会の本間桜会長(56)は「今晩は悲しみにひたり、明日から駅をどう活用するかみんなで検討したい」としんみりと話した。

 留萌-増毛は、かつて盛んだったニシン漁の衰退や沿線人口の減少を受け利用が低迷。2015年度は1キロ当たりの1日平均輸送人員を示す「輸送密度」が67人、100円稼ぐための費用が2538円と、JR北海道の路線で最も悪く、同社は今年4月に鉄道事業廃止届を出した。


タグ: 海水浴
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女の子の家に遊びに行った想い出 [学生時代]

そう何度もあることではないのだが
高校時代
意を決して
女の子の家に遊びに行ったことがある

その女の子は
ある女優のそっくりさんみたいな人
中学卒業後音信不通だったのだが
彼女の方から連絡先を知らせて来た
ので会いにいくことにした

そういう経緯なので
脈はあるはずなのだが
結果はさんざんだった

互いにどう向き合うべきか
双方自覚していない感じと言えば
わかってもらえると思う

彼女はいつもぎこちなく
私は疲れてしまった

彼女に悪意はない

悪意はないのだが
いつも私が振り回され
調子を狂わされてしまう関係であることを
彼女は気がつかなかったようだ

私は時間をかけて
彼女への想いを消し去る
しかなかった


タグ:女優 悪意
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しずこちゃんとお母さんのこと [学生時代]

小学生の頃
しずこちゃんという同級生がいた
そのお母さんは自宅にアトリエを兼ねた洋品小物店を開いた
当時そういう店は珍しかった

そのせいでしずこちゃんは同級生から一目置かれた存在となった

その後
しずこちゃんとは進路が異なり
離れ離れとなり
会うことも話すこともない

先日、しずこちゃんの自宅前を偶然通りがかり
立ち止まった

こうして
昔のままのアトリエの看板が立っているのを
懐かしく思い
あの時代のままの店舗兼住宅が残っていることを確認し
カメラのシャッターを押した

近所の人の話では
お母さんは今も健在で
しずこちゃんは
今も近所に住んでいるのだそうだ

やせて背が高く鼻筋が通ったしずこちゃん
そして、ハイカラ帽子を被っていたお母さん
しずこちゃんは小学生時代青いベレー帽だったと記憶するが
体型、顔だちから察するに
年はとっても
モデル並みの美人に違いなく
近所の方に伝言をお願いし
私はその場を去った


タグ:洋品店
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想い出したくない、あの日のこと   [学生時代]

今年もあの日が来た

あの日
私とあの人は何度も目が合った
午前中は
いたずらっぽく見えたあの人の目は
最後は泣いていた

別れ際
目の前にいたあの人に
私は言葉が出なかった

泣きはらしたあの人を見るのはつらい
すべては
不甲斐ない自分のせいだ

私は、自分が許せない

振り返ってみて
その一言が言い出せない
その一言が言えない
言葉が出てこないのだ

私は自分に腹が立って仕方がない

不甲斐ないが
そんな1日だった


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